診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00 - 12:30 | − | ● | ● | − | ● | ● | ● |
14:30 - 18:00 | ● | ● | ● | − | ● | ○ | − |
休診日:月曜日午前・木曜・日曜(第2,4,5週)・祝日
長生きする上で重要な役割を果たすのが、歯と口腔の健康管理です。
歯を失う原因となるむし歯や歯周病を中心としたトラブルを早期発見・治療し、生涯自分の歯で食べる楽しみを味わえるように80歳までに20本健康な歯がある状態を目指します。
将来の健康を見据えて、小さい頃から丈夫な土台をしっかりつくることが大切です。
歯はエナメル質から象牙質、セメント質の3つの硬い組織とそれに囲まれた歯髄からできています。歯が露出している部分を歯冠、歯冠より下の部分を歯根といい、それらは歯槽骨、歯肉、歯根膜などの歯周組織によって支えられています。お口での細菌の繁殖を防ぎ、清潔な状態に保つことで口腔トラブルから歯を守ることが重要です。
歯を失う原因とされている2大疾患は「むし歯」と「歯周病」です。生涯長く健康な歯を維持できるように、この2大疾患の特性を理解した予防と治療を行います。
食事後のブラッシングが不十分であれば、歯に付着した細菌がついたままの状態になり、ミュータンス菌などの細菌が酸を出します。この酸が歯を溶かしてしまい穴が開く病気がむし歯です。細菌の浸食によりエナメル質から溶け始め、そこから象牙質、歯髄と内部へどんどん進行してしまいます。
むし歯治療 むし歯治療歯の周りの歯茎や歯を支える骨などの歯周組織が破壊されてが溶けてしまう病気です。歯の境目や歯の清浄が行き届かないと、そこに多くの細菌が停滞して歯肉周辺が炎症を起こし赤くなったり腫れてしまいます。進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最悪の場合、抜歯する可能性もあります。
歯周病治療 歯周病治療 一度むし歯治療したところは再びむし歯になるリスクが高く、最終的に抜歯することもあります。
歯をできるだけ残すため進行度合いに合わせた最適な治療法を選択し、治療後も定期的な検診やクリーニングを行って、再発を予防することが重要です。
感染部分を残さないようにむし歯部分を取り除きつつ、できる限りご自身の歯を残すことができるよう拡大鏡で確認しながら治療を行います。
患者さまのご要望に沿った補綴物を選択し、一人ひとりのお口に合わせて作成します。削り取られた部分を修復物で補い、口腔機能や見た目を取り戻します。
歯の根まで細菌が感染していた場合には、神経を除去する必要があります。そのため神経が入っていた根管の洗浄・除菌を行い、隅々まで細菌を取り除き再感染を防ぎます。
むし歯になった部分や神経を取り除き、歯の根の内部である根管内の洗浄をします。
根管洗浄で細菌を除去した上、消毒薬を入れて残りの細菌を確実に死滅させます。
充填剤を詰めて根管を封鎖し、細菌が活動できない状態にします。
歯周病は口の中の病気というわけではなく、歯周病を発症させる歯周病菌と炎症物質が動脈硬化や心臓疾患などの全身疾患の誘因となり、全身の健康にとって大きなリスクとなります。
口腔内を衛生を清潔に保ち、歯周病菌の数を減らすことが大切です。
歯周病は進行段階によって治療方法が異なります。早期の段階で進行を食い止めることが大切ですが、外科手術が必要となるほど重度に進行してしまった場合や、歯を欠損してしまった場合でも噛む機能を回復できる治療法をご提案します。
歯の表面や根の歯垢石を取り除き、口腔内をクリーニングします。歯周組織が改善されればメンテナンスに移行します。同時に歯磨き指導も行います。
基本治療で改善されず歯周病の進行が進んでしまった場合、抗生物質と口腔内クリーニングに加え、外科手術でポケットの深さを減少させます。
歯を欠損するほど進行してしまった場合は、義歯・ブリッジ・インプラントなどのベストな方法で修復治療を行い、噛む機能を回復させます。
むし歯や歯周病などの2大疾患の治療のほか、咬合診断や親知らずの抜歯など口腔トラブルを防ぐ治療で歯と全身の健康を守っています。
歯の噛み合わせが悪いと、口腔トラブル以外にも発音や咀嚼機能の低下など、さまざまな疾患の原因となります。患者さまの症状や生活習慣に合わせて治療をしていきます。
親知らずが斜めや埋もれて生えていると、将来的に疾患を引き起こす可能性が高くなります。当院では痛みや腫れが起こった際は早期治療を勧めており、できるだけ痛くない治療を行います。
歯を失ったまま放置していると、歯が傾いて生えたり噛み合わせが悪くなるため、人工歯で補い噛む機能を回復させます。患者さまのライフスタイルやニーズに合わせた素材で治療可能です。