診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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14:30 - 18:00 | ● | ● | ● | − | ● | ○ | − |
休診日:月曜日午前・木曜・日曜(第2,4,5週)・祝日
口で呼吸していると舌の位置が低くなり、上あごの成長を妨げてしまいます。口呼吸は口が開いたままなので、食べ物を上手に飲み込めなくなったり、呼吸や発音が上手くできなくなったりします。鼻呼吸を行い、顎と顔の筋肉を正しく整えて顎の発達を促す必要があります。
舌は体の中でも最も強い筋肉の一つです。舌の位置が異なるだけで、歯を動かす程の力がかかり、歯並びに大きな影響を与えてしまいます。また、舌の位置が悪いと発音や滑舌が悪くなるだけでなく、いびきや飲み込みなどにも影響が出てきます。
成長過程で舌の位置の正しい置き場を定着させ、歯並びが乱れることなく成長できるようにします。
こどもの成長に従って顎の発達も進み、顎の成長はお顔と身体の健康に影響を与えます。顎の発達不全は身体と首の位置関係の歪みや、歯の嚙み締め習慣による筋肉の緊張などを引き起こすほか、受け口など口元の形成にも影響します。
首がすわりはじめるタイミングでのうつぶせ遊びや、やや寝かせた状態での抱っこなどで体に負荷をかけないようにしたり、離乳食を与える際に体が偏らないように正しい姿勢で食べさせたりするなど、小さい頃から正しい方向や位置関係での嚙み合わせで顎に負荷を与えることが大切です。そのために日々のトレーニングで指導を行います。
MFT(口腔筋機能療法)は、歯列を取り巻く口腔周囲筋の機能を改善する訓練法です。口腔周囲筋とは、お口の周り(舌、唇、頬、顎)の筋肉のことで、ここの筋力が低下したり、圧力が不足したり別の箇所に圧がかかると、顎の正しい成長が阻害され歯並びの乱れへと繋がります。
口腔周囲筋が正常に機能するように、小さいころから筋力トレーニングを行います。
こどもの成長に伴って予測されるトラブルを理解し、小さいころから口腔周囲筋のトレーニングを行いましょう。食べる・噛む・飲み込むといった日々の食事の仕方やくせの矯正を早めにすることでトラブルを回避し、健やかな成長を促すことができます。