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休診日:月曜日午前・木曜・日曜(第2,4,5週)・祝日
滋賀県草津市の歯医者、Sono Dental Clinicおとな&こども歯科、院長の越後です。
今回は、「フッ素って本当に必要?その効果と安全性」についてお話をしていきます。
フッ素は、むし歯予防において非常に有効であり、正しい方法と適切な量を守れば安全に使えるものです。子どもから高齢者まで幅広い世代にメリットがあり、世界の歯科医療においてスタンダードな予防手段とされています。
フッ素は自然界に広く存在する元素で、飲み水、野菜、魚介類、茶葉などにも含まれています。つまり、私たちは日常的にフッ素を摂取しています。歯科で使う「フッ化物」は、この自然のフッ素を安全に応用したものです。
フッ素の最大の効果は「歯を強くすること」と「むし歯菌の働きを抑えること」です。
これらの効果によって、フッ素は「むし歯の発生そのものを減らす」「できかけのむし歯を進行させない」という二重の予防力を発揮します。
保護者の方から最も多い質問は「小さい子どもにフッ素を使っても安全ですか?」というものです。結論として、適切な量を守れば安全です。
過剰に摂取すると「フッ素症」という歯の白濁が起こる可能性はありますが、これは極端に多く飲み込んだ場合に限られ、通常の歯磨きではまず起こりません。
実は、日本では「フッ素=歯医者で塗ってもらうもの」という認識がまだ強いのですが、海外ではもっと広く利用されています。
日本では水道水へのフッ素添加は行われていませんが、歯科医院や家庭でのフッ素利用がむし歯予防に重要な役割を果たしています。
フッ素についてはインターネット上で様々な情報が飛び交っています。
日常生活でフッ素を取り入れる方法は複数あります。
特に小さな子どもは「定期的なフッ素塗布+家庭での歯磨き」が理想的です。大人も根面むし歯予防に効果があるため、生涯にわたって役立ちます。
フッ素は「今の歯を守る」だけでなく、「将来の歯の健康」も支えます。
フッ素は、科学的に効果と安全性が証明された「むし歯予防の切り札」です。
誤った情報に惑わされず、正しい知識をもとにフッ素を活用することが、将来の健康な歯を守る一番の近道です。
Sono Dental Clinicでは、年齢やライフスタイルに合わせた最適なフッ素利用法をご提案しています。気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。