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おとなの歯周病対策、まず何から?

滋賀県草津市の歯医者、Sono Dental Clinicおとな&こども歯科、院長の越後です。
今回は、「おとなの歯周病対策、まず何から?」についてお話していきます。


【結論】歯周病対策の第一歩は「知ること」から。

歯周病は、自覚症状が出にくいために放置されやすく、「静かなる病気」とも言われます。
ですが、放っておくと歯を失うだけでなく、糖尿病・心疾患・認知症などの全身疾患とも関係していることが明らかになっています。

だからこそ、おとなの歯周病対策で最も大切な第一歩は、
“自分の歯ぐきがどんな状態かを知ること”です。
そして、正しいセルフケアとプロケアを組み合わせることが、歯周病予防と進行ストップのカギを握ります。


【目次】

  1. 歯周病ってどんな病気?
  2. なぜ「おとな」に多いの?
  3. 歯周病のサイン、見逃していませんか?
  4. まずはここから!歯周病セルフチェック
  5. 歯周病対策の三本柱
  6. 今日からできる予防習慣
  7. 歯医者でできる本格ケア
  8. まとめ:知らなかったでは済まされない、“おとなの歯ぐきケア”

1. 歯周病ってどんな病気?

歯周病とは、歯を支えている骨や歯ぐきが壊されていく病気です。
進行すると、歯がグラグラして抜け落ちてしまうこともあります。

原因は、歯と歯ぐきの境目にたまったプラーク(細菌のかたまり)
これが歯ぐきに炎症を引き起こし、進行するとやがて歯槽骨(歯を支える骨)まで壊してしまいます。

むし歯と違い、痛みが出にくいのが特徴で、気づいた時には重症化しているケースも珍しくありません。


2. なぜ「おとな」に多いの?

厚生労働省の調査では、40歳以上の約8割が歯周病を持っているとされています。
なぜ、おとなに多いのでしょうか?

理由は以下の通りです。

  • 長年の歯みがき習慣のクセや甘さが蓄積する
  • 加齢により免疫力が低下する
  • 唾液量が減り、口腔内の自浄作用が弱まる
  • ストレス・喫煙・生活習慣病の影響

つまり、おとなは歯周病になりやすく、悪化もしやすい環境にあるのです。


3. 歯周病のサイン、見逃していませんか?

以下のようなサインがある場合、すでに歯周病が進行している可能性があります。

  • 朝起きた時に、口の中がネバつく
  • 歯ぐきが赤く腫れている
  • 歯をみがくと出血する
  • 口臭が気になる
  • 歯が長くなったように見える(歯ぐきが下がっている)
  • 物がはさまりやすくなった
  • 硬いものが噛みにくい

ひとつでも心当たりがあれば、早めの受診をおすすめします。


4. まずはここから!歯周病セルフチェック

当院では、初診の方に「歯周病セルフチェックシート」を使っていただいています。
以下、あなたもご自宅で試してみてください。

チェック項目YES / NO
朝、口がネバつく□ / □
歯みがきの時に血が出る□ / □
歯ぐきが赤い・腫れている□ / □
最近、歯がグラグラする□ / □
口臭が気になる□ / □
歯ぐきが下がってきた□ / □

YESが1つでもあれば、要注意です。
歯周病は進行性の病気なので、早期発見・早期対処がとても重要です。


5. 歯周病対策の三本柱

歯周病を予防・改善するために大切なのは、以下の3つです。

① セルフケア(毎日の歯みがき・生活習慣)
② プロケア(歯科医院での定期的なクリーニング)
③ 自分のリスクを知る(唾液検査や口腔内評価)

この3つを意識的に続けることが、最短で最大の効果を生みます。


6. 今日からできる予防習慣

「ちゃんと歯を磨いてるのに…」という方も多いですが、実はみがき残しは誰にでも起こります。

そこで、今日からできる予防習慣を3つご紹介します。

● 歯間ブラシ・フロスを毎日の習慣に

歯と歯の間の汚れは、普通の歯ブラシでは60%しか落とせません。
フロスや歯間ブラシで清掃力をアップさせましょう。

● 食後30分以内の歯みがき

食後は細菌が最も繁殖しやすい時間帯。
だらだら食べを避けて、30分以内に歯みがきをする習慣をつけましょう。

● タンパク汚れ・舌苔(ぜったい)にも注目

歯だけでなく、舌の表面につく白い苔(舌苔)も口臭や歯周病の原因になります。
専用の舌ブラシで優しくケアすることも効果的です。


7. 歯医者でできる本格ケア

当院で行っている歯周病対策の一部をご紹介します。

● 歯周ポケット検査

歯と歯ぐきの隙間の深さを測定し、歯周病の進行度を数値で把握します。

● プロフェッショナルクリーニング(PMTC)

専用器具を使い、歯石やバイオフィルムを徹底除去。
自分では落とせない汚れも、スッキリ落とせます。

● 定期メンテナンスで「守る歯科」

治療ではなく、予防のために通う歯科医院へ。
定期検診は3ヶ月〜6ヶ月に1回が理想的です。


8. まとめ:知らなかったでは済まされない、“おとなの歯ぐきケア”

歯周病は、年齢とともに「当たり前になる病気」ではありません。
正しい知識と、今からできる行動で、歯を守り、口から全身の健康を守ることができます。

「まだ痛くないから大丈夫」ではなく、「痛くなる前に守る」時代へ。

滋賀県草津市のSono Dental Clinicでは、
おとなの方が安心して通える歯周病予防プログラムをご用意しています。

ぜひ、あなたの歯ぐきの状態を“知ること”から始めてみませんか?


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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